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レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■


現在フロントスプロケットの完成待ち。
その間に新品デットストックのマルゾッキのフォークオイル交換。
片方はオイル入ってなかった。しかも指定オイルは硬派な20番。




仕事の合間に進めているので、ここまで一年以上。
オフロードは寒い間に乗りたいが、間に合うかは微妙。。。。


長らく御付き合い頂いた、トライアンフ編はここで一旦終了です。
進捗あれば、またぼちぼちUPしていきますね。

次回BMW編を構想中。お楽しみに!

車両販売、車検、カスタム お問合せ等はお気軽にご連絡ください。
レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■

フロントスプロケットも当時はロックワッシャーのない年式なので
ポンチでかしめてやがる!取り外しに苦労。

トライアンフのウィークポイント
外見同じでもイギリスインチ山だったり、アメリカインチだったり
年式で結構違います。
アメ車で言えばフォードもランニングチェンジします。
同じ年式で部品注文しても取り付け不可!
・・・ってメカニックにとってイヤなメーカー。




ちょっとの移動でも、スタンド持ち歩けないので、簡易スタンドも製作。
メインドライブギヤも交換するので当然全バラ。
部品のオーダーもアメリカだったりイギリスだったり。
ネットで部品注文できるけど、コレまた四苦八苦。
ネット販売も進化してるので安心ですが、お店によってはメールでやりとり。

ミッションオイルが漏ると思ったら、ケースにクラック!!
エンジンはオーバーホール済らしいのと、バラす前に始動したら
調子は良いので、デブゴン系の金属パテで修正とヘリサート修理。
この金属パテは自動車メーカーのファクトリーレースでも使ってる
高性能高価格!!






シフタープレートもシフトタッチが変わるので、モディファイ。
コイツもミッションの中にグリース詰めていたらしい(笑)
走らせてダメならグリース詰めてみます(笑)
レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■


ステアリングシャフトも製作。
その際に、コレまた怪しいトライアンフ用のアフターマーケットの
テーパーローラーベアリングは買ったのですが、やはり入手しやすい
ハーレー用の信頼の高いのを使う事に方向転換。








ダートラはフロントフェンダーレスでOKだけど、エンデューロではフェンダー無いと
泥を浴びるので、ビンテージのフェンダーブラケットも仕入れたのですが、小さすぎ。
結局造ることに。

そうこうしている間に、オーダーしていた520サイズのリアスプロケット完成!
先ずはフィティング。ダートラ用はハーレーの市販のがありました。
ロケットは今時無いカタチなのでコストは市販品の3倍くらい(涙)










次回へ続く
レストア・レーサー製作


1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■





と、ココでまたもトライアンフのウィークポイント。
チェーンも英国性レノルド製以外は幅が広くてケースと干渉します。
ノンシールの50シリーズでもほとんどの日本製がダメ!
ここまできたら単品製作!



ステアリングも汎用なのでフレーム側も要加工







アルミリムもスペシャルオーダー
通常は一ヶ月くらいで出来るようですが、コロナの影響で二ヶ月待ち。
ダートトラック用のディスクブレーキ仕様とエンデューロ用のドラムブレーキ仕様 同時進行。








マッシブ!!




レストア・レーサー製作


1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■









こちらのアルミハブ、アルミドラムブレーキは、アメリカのマニアが限定で作ったんでしょうね。
削りだし、心意気に同感して,怪しい感じはあるものの、バネ下重量の軽量化の恩恵は大きい。
特に意外と駆動側は変わります。




コッチはダートトラック用リアディスクブレーキ。
ビンテージなハースト制。




ダートトラック用とエンデューロ用、両方ともホイールを組む前にチェーンラインのアライメント出し。




案の定 要加工(笑)



エンデューロ用ステップも自作







次回へ続く
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■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■


ノーマルフロントフォークで走るつもりでしたが、やっぱりあまりの硬性のなさに断念。
別体トライアンフに乗ってた時もSR400のフロントエンドに付け替えました。
酷いというかいうか、煮詰める気にならないジャンク。





ダートトラック用にディスクブレーキも手配





とりあえずエンデューロ用のフロントホークホイール組みます。
アルミリムが入手困難で断念。でもこのイギリス製スチールリムはハイクオリティ。
しかもスポークの組み込み方向をサインペンで書き込みしてありました。
英国の良心とプライド。トライアンフは準米車(笑)
BSAのホイール流用なので、トライアンフのパーツに良心を感じたことはありません(笑)











ホイールの組み立てと、探しに探しまくった35ミリフォーク用の45ミリオフセットシステム。
通常だとロード用の6ミリオフセットしかないんですが、トレールが少なくなるのでネットで探しました。
メイドインハンガリー!!








次回へ続く

レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■






タンクも加工が終わったのでペイントします。
漏れと内部の錆を防ぐためにエポキシコーティング。






一度はマルチカラーに塗りたかったので
(ちなみに以前塗装屋さんに相談したら、ウチでは絶対やらない!)
と、言われたので、良し悪しは別にしてトライ!!









通常の仕事が終わって、夜の9時から朝の4時、5時まで
一ヶ月以上缶スプレーとマスキング、ネイル用のメタルフレーク大量使用







ひたすら塗っていきます。









ピンストライパーのKIDにドローしてもらいましたが、あまり乗り気なし(笑)






次回へ続く
レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■


キャブは元々ガソリンの漏れやすいモノブロックだったので、幸いにも中は傷んでいませんでした。
ケイヒンCRキャブみたいな中古のあるスムースボアがカッコイイ!!









次はアルミでシートベース製作




オフロードを走るとエアクリーナーはすぐに詰まるので
サイドカバー内にハーレー用のパワーフィルター追加。
あとでわかったのですが、60年代に使われていたデザートスレッドレース用の
レプリカ追加エアクリーナーがリプロの新品売っていました。。。
まぁ、これも転がっていたパーツで作ったので、時間がかかった以外は安上がり(笑)




次回へ続く
レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■


英車必須のブレーキワイヤー制作 結局方向転換したので使わなかったのですが。。。






この時代のトライアンフは自転車みたいな二次元フレーム。ネック近くにモーターマウント追加。
コレを見ると、オイルインフレームのトライアンフに乗りたくなります。
ダートレースでも、60年代中期からはノーマルフレームは使われなくなりました。




ダートトラックとエンデューロ。
双方走れるように、シートは、ダートトラックでもホールド出来るようにスポンジ一枚。
。。。お尻、大丈夫か??






次回へ続く
レストア・レーサー製作



■1964年 自分と同じ歳のトライアンフ■

購入してから10年以上放置。
購入前も土の上にボディカバーを掛けて数年放置されていました。



ガソリンタンクはガソリンが完全に腐り、錆と共に再生困難なので転がってい
たスポーツスターのタンクを取り付けることに。。



思ったよりタンクの形とフレームの角度が一致。フェンダーも転がっていた
アエルマッキ・ハーレーのフェンダーを加工して取り付け。


最近は加工用のマテリアル部品も売ってるので便利です。



元々のサイドスタンドのブラケットも折れていて、後付けのブラケットもキタナイ溶接
公道を走る予定は無いので切落し。
 

次回へ続く